空家対策特別法はあるけれど・・・
最近空き家が増えていて、治安の悪化につながっているというような
ニュースを聞いたことはありますか?なぜ、みよし市でリフォームした空き家が増えているので
しょうか?それは、核家族化の進展と固定資産税制度が原因と言われ
ています。
核家族化により高齢者が単独で住む世帯が増えたため、その高齢者が
亡くなった後の住居が空き家へとつながっています。たとえその高齢
者に子どもがいたとしても、その子どもは別途家を所有していることが
多かったり、古くなった住居に入るのを嫌がったりして、結局空き家
になってしまうそうです。
また、空き家が壊されずそのままになっているのは、現行の固定資産
税制度が原因です。家が建っている土地の固定資産税は、家の建って
いない土地の6分の1で済むのです。だから土地の所有者は空き家を
わざわざお金をかけて壊すことはしないのです。
そこで平成27年に空き家対策特別措置法が成立し、倒壊の危険などが
あるいわゆる「特定空き家」に該当する場合、その土地の固定資産税
は6倍になることになりました。
しかし6倍といっても、家の建っていない土地と固定資産税の額が同
じになったにすぎません。特定空き家を放置していると罰則が適用さ
れるようですが、実効性には疑問符が付きます。
現在でも空き家が減っている実感はないと思います。もっと実効性の
ある空き家対策の立案が必要でしょう。
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